ものづくりトランスフォーメーション(MzX)研究会について
日本の製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)は、部分的な取り組みに留まり大きな成果に繋がっていないという課題があります。本研究会は、経済産業省やNEDOが策定した「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン(SMDガイドライン)」に基づき、部門横断的な「全体最適」を目指す議論の場として設立されました。
設立目的PURPOSE
SMDガイドラインをベースとして、以下を4項目を実施してまいります。
-
各社における
「ものづくりトランスフォーメーション」への
取り組みをサポート -
ものづくりトランスフォーメーション賞(MzX賞)
へのチャレンジを後押し -
産業界への新たな提言
-
SMDガイドライン
そのものを常に進化
初年度研究会概要OUTLINE
議論業界
食品製造業
対象チェーン
3つを軸に議論
- エンジニアリングチェーン
- プロダクションチェーン
- サプライチェーン
議論形式
5~6社で構成される3つの分科会を設置
期 間
2026年1月~2026年11月
隔月全6回/各分科会ごとに実施(6回目は3分科会合同)
隔月全6回/各分科会ごとに実施(6回目は3分科会合同)
会 場
日本能率協会ビル(東京都港区芝公園)
または、八重洲サテライトオフィスPublica
または、八重洲サテライトオフィスPublica
議論・研究テーマTHEME
- エンジニアリングチェーン
-
研究所から企画〜量産移行までのあるべき姿と主な課題・デジタル技術適用
- 食品という装置産業に適合したエンジニアリングチェーンのあり方はほとんど論じられていなかった。
- マーケティング・短期間の新商品投入・装置制約といった課題を横断的に議論。
- プロダクションチェーン
-
スマートファクトリー化における共通性の高い変革シナリオの設定と解決策の具体化
- 検討結果に基づくプロジェクト推進により、変革の実現に繋げるとともに、「ものづくりトランスフォーメーション賞」の獲得を目指す。
- サプライチェーン
-
食品業界におけるスマートサプライチェーン構築に向けた課題整理と改革のポイント・進め方
- 国内の人口減少により需要減少が想定される中で、スピーディーで効率的なサプライチェーン構築がより一層求められる中で、実態としてデジタル化の取り組みが進みきっていない。課題解決に向けた方策を議論してブレークスルーを目指す。
今後の流れFLOW
- 第1回(2026年1月)
- イントロダクション
- 第2回(2026年3月)
- 重点課題領域設定
- 第3回(2026年5月)
- 変革課題領域におけるデジタル活用課題の検討
- 第4回(2026年7月)
- 変革課題における当該業界としての重点課題領域のあるべき姿と重点課題設定(提言)
- 第5回(2026年9月)
- 重点課題別の解決の方向性(提言)
- 第6回(2026年11月)
- 研究結果取り纏め
スマートマニュファクチャリング
構築ガイドライン
(SMDガイドライン)概要
本MzX研究会のベースとなっている「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン(SMDガイドライン)」は、経済産業省(METI)製造産業局と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が共同で企画・推進し、JMAC(日本能率協会コンサルティング)のものづくり企業改革ノウハウを基に、2024年6月に初版、2025年5月に第2版が作成(執筆)されました。
SMDガイドラインが提唱する「4つのマニュファクチャリングチェーン」
SMDガイドラインでは、企業変革を全体最適で推進するため、以下の4つのマニュファクチャリングチェーンを定義しています。
- バリューチェーン(Value Chain)
- 市場・顧客起点で価値を創出する一連の流れ。
企画・開発から販売・サービスまでを通じて、顧客価値を最大化することを目的とします。
- エンジニアリングチェーン(Engineering Chain)
- 商品企画、設計、試作、技術検証などの上流プロセス。
フロントローディングやデジタル活用(CAE・PLM等)により、開発力と品質を高めます。
- サプライチェーン(Supply Chain)
- 調達、生産、物流、在庫管理などの供給プロセス。
需給同期や可視化を通じて、QCD(品質・コスト・納期)の最適化を図ります。
- オペレーションチェーン(Operation Chain)
- 現場における製造実行・保全・品質管理などの実行プロセス。
データ活用や自動化により、生産性向上と安定稼働を実現します。